London学生の技術日記

ロンドン、学生、ブログ。

Brexit と日本人学生。

久しぶりすぎて、すいません。

イギリスがEU離脱を決意してポンド安円高が進み、財布のひもが緩んでいます。
僕はロンドンに住んでいるし周りの友人は若者ばかりなので、まさか離脱するとは。最寄駅の駅前広場でたまに演説してる人がいたけど、みんな「REMAIN !!!」って叫んでたし、誰一人としてLEAVEって主張してる人は見たことなかったんだけど、結果Leaveでした、驚きました。

向こう2年で手続きが進んで、結局どうなるのか先のことはわからないけど、スイスとかスウェーデンみたいに経済圏にのこればポンドはまた高くなるんだろうか。
この前メルケルがその可能性をおもいっきり否定してたけど。「勝手なことはさせません、ありえません」みたいな感じで。

 

そうだイギリス行こう!

Brexitで何がいいかって、1.円高 2.入試の難易度の低下と就職の難易度の低下 っていう感じで日本人学生は恩恵を享受できる。

 

円高は当然大きいメリットで、ポンド円はボラ大きいからまたどうなるか分からないけど、いまのレートならかなり留学費用安い。イギリス発のブランド物も安い。ようはポンド安い。

 

で、ヨーロッパ人がロンドンを選択しにくくなったと思う。以前に比べればっていう話だけど。
ただでさえロンドンは学費生活費が高いのに、ロンドンで就職しにくくなるとなれば、ヨーロッパの学生はイギリスの大学を敬遠するだろう。

今までイギリス企業は非ヨーロッパ人 を雇うために、「その募集ポジションにイギリス人が応募してなくて、ヨーロッパ人も応募してない」っていうのを示して、かつ政府にVisa代を払わないとならなかったらしい(1次ソースは見てない、友達が言ってた)んだけど、Brexit以降はヨーロッパ人がなかなか応募しにくい状況になった。市場がヨーロッパ人から見て魅力的じゃなくなったし、企業側もヨーロッパ人を採用しにくくなってきてるはず。

結局イギリスが本当にEUを抜けたら、ヨーロッパ人と日本人は同じ土俵に立つわけだから、相対的に日本人は進学・就職しやすくなってきている。中国人も増えるかもしれないけど。

 

考えられる反論はこんな感じ?「日本人がイギリスで就職するときも引き続きポンド安いかもしれないじゃないですか、安いポンドの給料で働きたくないよ」

 

まあたしかに。そしたら日本で就職すればいいんじゃないかな。言い訳グダグダしてないで、とりあえず留学してみて、就活の時になったらまた考えればいいさ。
PhDなり、修士なり、学士なり、是非検討してみてください!!

 

 

 

 追記:ノルウェーでした、EUに加盟してないのは。