大学というビジネス
みんなが気になるお金の話を書きます。
いや、実際僕が気にしているだけです。
ロンドンの給与が高いだのなんだのって前回の記事で書いたんですが、
UKだったり、海外の大学のホームページにはたいていお金の話がのっています。卒業したらいくらの給与が見込まれるのか等。
http://wwwf.imperial.ac.uk/business-school/programmes/career-service/my-career/recruitment-process/salary-surveys/
http://www.cmu.edu/career/salaries_and_destinations/index.html
初任給や卒業後の進路を載せることでグローバルに学生をかき集めて、授業料を徴収して大学を運営するっていう「ビジネスマインド」が英語圏の大学には存在している気がする。特にこれは大学発表の資料だから、大学としてマーケティングの一貫。
特に、アカデミック路線から外れたビジネススクールとかはこの傾向が強い。大学の学生寮も、民間の賃貸に対して決して安いわけじゃなく、学生寮さえも財源の1部として期待しているような価格帯。
ただ一方で、学費や 現地での生活費を考えると決して少なくないお金が最初に必要。教育は投資だから、卒業後に確実に稼げる学部であれば、借金して通う学生も多いらしい。
日本の大学も、 こういう卒業後のお金の話を公開すればいいのになと思う。財源確保の手段としての留学生集め。特にアジアの学生だったらまだ日本に魅力を感じてくれてる人は多いと思うんだよな。それを研究資金だったり、外人の研究者招致に充てることができればなと。